木を見て森を見ず
ことわざ「木を見て森を見ず」は目先の事に捕らわれて全体を見失うことのたとえ。
これって僕たちの生活にとても蔓延しています、というか現代社会の象徴的な言葉のような気がします。
日本は900兆円とも言われる借金大国なのに不透明すぎる国家予算の用途。世界中で行われる森林伐採や大気汚染、そしてそれによる地球温暖化。ちょっと考えるだけでもいくらでも思い浮かんでしまう、どれだけ将来を見据えないんだろう!今が良ければそれでいいのか!!ほんとにいい加減にして欲しいよ僕のこのお腹!なんでどんどん膨れていくんだよ!
先日、新宿からJRの終電で八王子に帰っていました。時刻はもう午前1時過ぎ、一刻も早く帰って眠りたい、飯も風呂もいらない、家ついたら2分で寝てやるんだ!最近寝る事が唯一の趣味である僕はそう考えていました。
電車はやっと一つ前の豊田駅を出てもうすぐ八王子です、やっとだ~!駅から歩いて7、8分ぐらいだから午前2時前には寝れる、でも歩くのすこぶるめんどくさいや!なんて思ってました。
そして僕は今か今かと八王子駅到着を待っていたのです。
すると奇跡が起こりました!!「次は西八王子~西八王子~」
・・・・ぐっぐわはぁ・・・・乗り過ごしちゃった・・・・
寝てない!携帯も見てない!よそ見もしてないしお酒も飲んでない!!!次は八王子だって構えてたよ!!なのに乗り過ごしたこの奇跡
もう何が何やら僕には分からない、ドラえもんがのび太くんのわがままで時空を操作したぐらいしか思い浮かばない。
もう西八王子まで茫然自失です、目の焦点はぼやけ夕焼け小焼けが口から流れます。
西八王子到着!電車を降りだんだん焦点が合ってきます、すると反対ホームは真っ暗・・・あっそうだ今の終電・・・一瞬で目の焦点はぼやけ現実逃避。
ヨロヨロになりながら駅を出て考えます。さあどうする?といってももう頭のネジが飛んでる僕はなんでもよかった、タクシーでも歩きでも最悪公園で寝ても、そしたら小説「ホームレス施術師」でも書いてやるぜ!
しかし現実問題、お財布には野口英世すら入ってない!公園で寝るの寒いし小説も売れないだろう!ということで歩くしかないのです、多分歩いて30分!絶対やだ!死んでもやだ!泣きながら歩き始めました。
満月に近い月が煌々と僕を照らします「ハハハッお月さん、俺にスポットライトを浴びせてるのかい?・・・カメハメ波で消してやるか!!」
それからは何故乗り過ごしたのか歩きながら考えてみました
しかし実はなんとなく真相はわかっていました僕は最近太ってきて体が重い、そして駅から7、8分歩くのがすこぶるめんどくさかった、ほんとにめんどくさくて体が電車を降りるのを拒否した!乗り過ごしちゃえば懐事情上決して乗ってはいけないタクシーに乗る理由が出来る!って感じで心のどこかで考えていたのでしょう。たまには贅沢♪みたいな。
ある意味破滅の美学ってやつですね。でもいざ財布を見たら絶句!ほんとに破滅的な徒歩30分をお見舞いされるのです。
これも木を見て森を見ずってやつです。明らかに八王子で降りて多少歩くのがすべてにおいて正解、帰り道なので当たり前です!なのに一瞬の歩くのめんどくさいんだもんという不憫極まりない思考のせいでこんな失態を起こしてしまうのです。
それもこれも僕のこのお腹が元凶、日々の生活に流されてどんどん膨れていくお腹!体が重ければ動きも軽快ではなくなる、乗り過ごしは日々の積み重ねで訪れた必然的な事柄なのでしょう。
失敗は勉強!その日からちょっとだけダイエットを始めた僕が居ました。
2008年2月12日 朋ボディケア整体院 | 個別ページ






